武士屋メインイメージ

(更新日 2023.12)

(更新日 2023.12)新着刀剣 価格情報

コレクションルームは完全予約制です

1. 宇多国宗 保存鑑定書付 大磨上彫物入希望価68万円

2尺3寸3分 総鮫拵入

2. 勝家(加州) 保存鑑定書付 永正頃 生ぶ無銘希望価68万円

2尺4寸6分 永正頃 生ぶ外装美々蝶の図

3. 孫六兼元 保存鑑定書付 白鞘入 寒山先生鞘書希望価100万円

2尺2寸1分

4. 現代刀 紀伊国 源貞和作 令和五年10月日希望価60万円

2尺4寸 拵え 工作中 (2月末完成予定) 塗 若狭渦巻黒

5. 慶心斎直正 保存鑑定書付 新々刀希望価80万円

2尺4寸 拵え 工作中 (2月末完成予定) 塗 若狭渦巻黒

6. 紀州住佑国 新刀 白鞘入 生ぶ(日刀保令6年3月特保申請中)

長さ76.9cm(価格は審査結果後の話し合い)

7. 兼常 脇差 白鞘入 生ぶ(日刀保令6年3月特保申請中)

長さ37.3cm(価格は審査結果後の話し合い)

8. 大磨上無名刀 白鞘入 生ぶ(日刀保令6年3月特保申請中)

長さ69.5cm(価格は審査結果後の話し合い)

9. 正恒(太刀) 81.2cm 白鞘入 生ぶ(日刀保令5年12月特保申請中)

白鞘入 生ぶ(価格は審査結果後の話し合い)

10. 備州長船直垣 文治三年月日(古備前)脇差(日刀保令5年12月特保申請中)

54.7cm 白鞘入 生ぶ(価格は審査結果後の話し合い)

11. 大磨上無名(鬼塚吉国)(日刀保令5年12月特保申請中)

2尺4寸5分  外装美々 綪色塗 印筋刻印 刀拵
      外装金具 目貫三日月波図 縁頭波の図
      (価格は審査結果後の話し合い)

【買取】錆身刀剣も買取ます。

商品をもっと見る

商品に関するお問い合わせはこちらから

武士屋は鑑定・評価・買取にも力を入れています。
刀剣催し物情報
刀剣小話

刀の名称

画像をクリックすると拡大画像が見られます。

SWORD NAME SWORD NAME

日本刀の定義とその周辺

現代の私たちが使っている刀、刀剣、日本刀の言葉語源に付いて広辞苑で調べてみました。
先ず、刀(かたな)は片方の刃の意味で刀身が短い片刃の刃物です。鎌倉期の平家物語の中に初めて出て来ると書かれ剣(つるぎ、けん)は両刃の刀を指し古事記に現れるのが最初と書かれています。神代 上代期には剣(つるぎ)と呼ばれ、武に使う後代には剣(けん)と使い分けされて来たようです。又、刀剣とは刀及び剣の総称であるとされています。日本刀は日本固有の方法で鍛えた刀で刀質の優秀さをもって早くから海外に知れていました。

日本刀の元祖は剣(つるぎ)として歴代の天皇が受け継いだ「三種の神器」三つの宝物の中の一つ「天のむらくもの剣」から始まり、奈良時代に聖徳太子の絵には必ず腰に剣が下げられており、同時代の古墳からも刀身に金象嵌文字が彫られた鉄剣が発見されニユースになっています。

平安時代に入っても両刃の剣は使用されていた様で、NHK大河ドラマでおなじみの平清盛の青年時代には剣のみが使用され時代考査は完璧をきし成人後は太刀を下げていました。当時の剣は中国、朝鮮からの渡来品であり日本での鉄の産出地や鍛冶跡はまだ発見されていないようです。
時代は下がり奈良正倉院の聖武天皇の御物の中の作刀品から太刀様式や、平造、直刀様式、切刃造り、鎬造りへの過渡期と思われる物が多く残っていますが、現在の私たちが見聞きする事の出来る日本刀は平安時代初期、大同年期の伯耆国の安綱を認める人が多いのではないでしょうか。大宝年間にも大和国宇陀に天国なる名工が存住したと言われていますが、彼の作刀は信頼にたる存在を知りません。

時代の流れの中で日本刀は大きく分類され、平安時代から室町末期、慶長元年までを古刀期、江戸時代初期から文化文政前までを新刀期、それ以降明治9年の廃刀令迄を新新刀期とされ、以降現在までが現代刀として分類されております。新々刀期の線引きには、当時の名工、水心子正秀の復古刀への提唱をもつて線引きされた為、文献によっては時代がまちまちになっていますがそれはやむをえない事かと思います。

明冶9年の廃刀令以降、現在までが現代刀と区分されているのが何か不自然な感じを受けます。昭和20年の終戦までを新しい区分が生まれてもいいのではと感じます…近世とか…。昨今の方々で新刀期を現代刀期と誤って覚えておられる方がけっこうおられます、専門用語ですので…。現在も古式鍛冶式で日本刀を作っておられる方が人間国宝を含め数百人、日夜、日本刀を鍛えておられます。喜ばしい事です!
その他刀剣小話はこちら