武士屋メインイメージ
第26回京都刀剣祭り

(更新日 2024.4)

(更新日 2024.4)刀剣情報

コレクションルームは完全予約制です

1. 宇多国宗 保存鑑定書付 大磨上無銘 応永 室町初期価格お問い合わせ

2尺3寸3分 総鮫鞘拵入

2. 加州勝家 保存鑑定書付 大磨上無銘 室町後期永正頃価格お問い合わせ

2尺4寸6分 生ぶ外装付美々蝶の図

3. 孫六兼元 保存鑑定書付 存銘 白鞘入価格お問い合わせ

2尺2寸1分 寒山先生鞘書 室町後期永正頃

4. 現代刀 紀伊国 源貞和作 令和五年十月日価格お問い合わせ

2尺4寸 若狭 朱鞘黒渦う

5. 陸奥 慶心直正 保存鑑定書付 大磨上無銘 鞘塗は朱塗若狭です。価格お問い合わせ

2尺4寸 新々刀期 直胤の門人です

6. 最高級居合刀 時代金具使用 鞘払重量930g価格お話し合い

2尺4寸7分 刀身は普通の居合用の物使用

7. 備州長船祐定(?)古刀 無審査 鞘の塗は朱黒二色価格お話し合い

1尺4寸8分 44.8cm

8. 備州長船祐定(新刀) 無審査 拵は塗は朱黒の二色価格お話し合い

1尺1寸2分 33.6cm

9. 鬼塚吉国 筑前 大磨上 刀身外装共に特別貴重鑑定書付価格お問い合わせ

2尺4寸5分
生外装 金粉散褐色一寸刻塗鞘は大目貫三日月波の図 縁頭波の図

10. 甲冑 初代 八代城主 加藤馬充正方出 前立在銘有価格95万円(税込)

※現在鎧威糸は白から紺に変更完了

【買取】錆身刀剣も買取ます。

商品をもっと見る

商品に関するお問い合わせはこちらから

武士屋は鑑定・評価・買取にも力を入れています。
刀剣催し物情報
刀剣小話

刀の名称

画像をクリックすると拡大画像が見られます。

SWORD NAME SWORD NAME

日本刀の定義とその周辺

現代の私たちが使っている刀、刀剣、日本刀の言葉語源に付いて広辞苑で調べてみました。
先ず、刀(かたな)は片方の刃の意味で刀身が短い片刃の刃物です。鎌倉期の平家物語の中に初めて出て来ると書かれ剣(つるぎ、けん)は両刃の刀を指し古事記に現れるのが最初と書かれています。神代 上代期には剣(つるぎ)と呼ばれ、武に使う後代には剣(けん)と使い分けされて来たようです。又、刀剣とは刀及び剣の総称であるとされています。日本刀は日本固有の方法で鍛えた刀で刀質の優秀さをもって早くから海外に知れていました。

日本刀の元祖は剣(つるぎ)として歴代の天皇が受け継いだ「三種の神器」三つの宝物の中の一つ「天のむらくもの剣」から始まり、奈良時代に聖徳太子の絵には必ず腰に剣が下げられており、同時代の古墳からも刀身に金象嵌文字が彫られた鉄剣が発見されニユースになっています。

平安時代に入っても両刃の剣は使用されていた様で、NHK大河ドラマでおなじみの平清盛の青年時代には剣のみが使用され時代考査は完璧をきし成人後は太刀を下げていました。当時の剣は中国、朝鮮からの渡来品であり日本での鉄の産出地や鍛冶跡はまだ発見されていないようです。
時代は下がり奈良正倉院の聖武天皇の御物の中の作刀品から太刀様式や、平造、直刀様式、切刃造り、鎬造りへの過渡期と思われる物が多く残っていますが、現在の私たちが見聞きする事の出来る日本刀は平安時代初期、大同年期の伯耆国の安綱を認める人が多いのではないでしょうか。大宝年間にも大和国宇陀に天国なる名工が存住したと言われていますが、彼の作刀は信頼にたる存在を知りません。

時代の流れの中で日本刀は大きく分類され、平安時代から室町末期、慶長元年までを古刀期、江戸時代初期から文化文政前までを新刀期、それ以降明治9年の廃刀令迄を新新刀期とされ、以降現在までが現代刀として分類されております。新々刀期の線引きには、当時の名工、水心子正秀の復古刀への提唱をもつて線引きされた為、文献によっては時代がまちまちになっていますがそれはやむをえない事かと思います。

明冶9年の廃刀令以降、現在までが現代刀と区分されているのが何か不自然な感じを受けます。昭和20年の終戦までを新しい区分が生まれてもいいのではと感じます…近世とか…。昨今の方々で新刀期を現代刀期と誤って覚えておられる方がけっこうおられます、専門用語ですので…。現在も古式鍛冶式で日本刀を作っておられる方が人間国宝を含め数百人、日夜、日本刀を鍛えておられます。喜ばしい事です!
その他刀剣小話はこちら